ツングースカの宇宙船を参考に?
|
---|
|
1907
年1月12日、1940年代からソ連の宇宙開発の指揮をとったセルゲイ・コロリョフ (Sergey.P.Korolev) がウクライナのキエフの近くで誕生しました。 し
かし1938年6月、モスクワのアパートで突然逮捕され、シベリアの強制収容所に入れられました。彼が逮捕されたのは、捕らえれれた多くの科学者、技術者
と同様に同僚や友人からの虚偽の陳述や通報で犯罪者にでっち上げられたのでした。大学時代の師であり、多くの航空機を設計したアンドレーイ・ツボレフ
(Andrei. N.Tupolev)
の嘆願で、ソヴィエト最高会議幹部会は彼を解放し、罪を抹消させる決定をしました。強制収容所の生活は厳しくコロリョフは壊血病にかかり、体はむくみ、歯
は抜けて半死状態でした。 こ
の頃から彼はKSEの遠征に非常に興味を持つようになっていました。カザンツェフのツングースカ物体・宇宙船爆発説にいくらか注目する価値があると考えた
のでした。世界初の有人衛星となるヴォストークの開発が進んでいた時で、すでにコロリョフは惑星間宇宙旅行を考えていました。もしカザンツェフの仮説が正
しく宇宙船の機器類の残骸が発見されたなら、その設計の中には地球のロケット工学に応用できるかもしれない要素があるかもしれないと考えたのです。 それで、なにか発見できたのでしょうか? Copyright
(C) Kamimura,All right
reserved.
|